アーユルヴェーダでは、食べ物や香りには体と心を整える力があると考えます。
その中でもスパイスは、料理の味を変えるだけでなく、消化を助けたり、体調を整えたりする「天然の薬」。
今日は、どの家庭でも手に入りやすく、日常に取り入れやすい5つを紹介します。
クミン
こんな時におすすめ:お腹の張り、消化不良、食欲がないとき
カレーやインド料理に欠かせない香り。油で軽く炒めると香りも薬効もUP。
消化促進、栄養吸収、代謝促進、ガス抜きなどに効果的。
ホール(粒)は炒め物やサラダに、パウダーは仕上げの味付けに使えます。
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コリアンダー(パクチー)
こんな時におすすめ:むくみ、食欲不振、吐き気
葉はパクチー、種はスパイスとして利用。
消化促進や解毒作用があり、体の余分な熱や毒素をやさしく外に出します。
サラダ、スープ、煮込み料理など幅広く使えます。
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ターメリック(ウコン)
こんな時におすすめ:疲れ、炎症、肝臓のケア
カレーの黄色の正体。抗炎症・抗菌作用があり、血液をきれいにし、肝臓の働きを助けます。
必ず火を通してから使うのがポイント。炒め物やスープのベースに。
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レッドペッパー(唐辛子)
こんな時におすすめ:冷え、血行不良、代謝アップ
辛味が消化と血行を促進し、発汗作用で体温調節を助けます。
熱い地域の料理に欠かせない理由は「汗で体を冷やす」ため。
購入時は原材料が唐辛子100%のものを選びましょう。
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ガラムマサラ
こんな時におすすめ:料理の香り付け、味の深みを出したいとき
シナモン、クローブ、ナツメグなどを混ぜたミックススパイス。
調理の最後に加え、香りを補強します。
市販品は配合がバラバラなので、ターメリック入りのものは注意(加熱前に使うスパイスではないため)。
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今日からできるスパイス活用のコツ
• 少量から始める(体がびっくりしないように)
• できればホールを買い、使う直前に潰すと香りと効果が最大に
• 油と一緒に加熱すると薬効が引き出されやすい
• 1種類ずつ試して、自分の体に合うものを見つける

