
柔らかくしなやかに、生き残る力
氷河期。
地球はガチガチに冷えて、氷と雪と風と静寂の世界に包まれました。
この時代、マンモスは絶滅したのに、なぜか人間は生き延びた。
同じ環境だったはずなのに、どうして?
🐘マンモス:強くて大きい。でも…
マンモスはあの大きな体で、草を食べながら悠々と生きていました。
でも氷河期が来ると、草は減り、寒さは厳しくなり、
生きるための“当たり前”がどんどん通用しなくなっていきました。
さらにやっかいなことに、マンモスは「環境の変化に対して、柔軟に変わる」のが苦手でした。
強くて、大きくて、変化しづらい。
それが、あの時代の自然の流れに対して「硬すぎた」のかもしれません。
👣人間:弱くて小さい。でも…
一方の人間。体も小さく、爪も牙もなく、走っても遅い。
でも、変化にはめっぽう強かった。
• 火を使い、毛皮をまとい、寒さをしのぎ
• 石で道具を作り、仲間と協力し
• 「今日はこの実が食べられた」「あの動物は近づくと危ない」と知恵を伝え合い
• 自分の暮らしを、どんどん環境に合わせて変えていった
つまり、「柔らかく、生きた」んです。
🌿これ、私たちの暮らしも同じじゃない?
これ、今のわたしたちの暮らしにも重なる気がしています。
「自分はこうあるべき」「健康とはこうでなければ」
そんな“硬さ”にとらわれてしまうと、
環境の変化や人生の波にのまれてしまうことがある。
でもアーユルヴェーダやヨガが教えてくれるのは、
「変化することは、力」
寒い日には、温かいスープとブランケット。
疲れている日には、ちょっと長く寝る。
風が強い日には、風を感じながら笑う。
そんな、ちょっとした“柔らかさ”の選択が、
わたしたちを生かしてくれる。
❄️強さは、硬さじゃない。しなやかさ。
マンモスの絶滅と人間の生存の違いは、
「変化に合わせて、自分を変えられるか」どうかだったのかもしれません。
強くあろうと頑張るよりも、
柔らかく、面白がって、生きる。
それが、氷河期を生き残った人類の、すごいところ。
そして今の私たちにもできること。
今どんな時代かは、正直わかりません。
でも一つ言えるのは、どんな時代でも「自分で選ぶ力」は手放せないということ。
寒い日も、風の日も、熱すぎる日も。
どんな時も、心のヨガマットの上で。
今日も「柔らかい自分」で、生きていこうね🥰
☕ おまけ:あなたは今、マンモス派?人間派?
・「最近、思考がガチガチかも?」
・「ちょっと休んだら変われる気がする?」
・「どんな自分にもOKって言ってあげられる?」
どれも正解。
変わることも、変わらないことも、ぜんぶOK。
さぁ、今日の心がどっちを選ぼうか♡