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「手放していいんだよっ」て言い続けたい。大事な人が重たくなった時に、ふっと息ができるように

去年ね、家の外まわりをコンクリートで整備する工事をしたんです🏗️
「見た目も使い勝手もよくなって、やってよかった!」と思ってたんだけど、
春になり、この税金祭りで毎年の固定資産税が増えることがわかって…
ちょっと、いや、けっこう、心が重くなっていました🫠

これからずっと払っていけるかな
何かあったとき、どうしよう
子どもにも迷惑かかるかもしれない
家族に、周りに、どう思われるんだろう…

そんなふうに、背負うものが一気に重く感じたんです。

目次

夫の一言で、ふっと軽くなった

その気持ちを夫にポツリと打ち明けたら、
彼は何のためらいもなく、こう言ったんです。

「払えなくなったら、家ごと手放せばいいじゃん。」

さらっと、笑いながら。

最初は「え?家ごと!?」って思ったけど、
そのあと、胸がふっと軽くなっていきました。

ああ、そうか。
手放してもいいんだ。
そうなったら、その時にまた決めればいい。
今ここで、全部どうにかしようとしなくていい。

ヨガやアーユルヴェーダにもある「手放す」という知恵

ヨガでもアーユルヴェーダでも、
「執着を手放す」「握りしめてるものを緩める」って、
よく言いますよね。

でも、それが一番難しいのって、自分のことだったりしませんか?

私もそうでした。
誰かが同じことで悩んでたら、
「そんなの手放せばいいよ〜」って言えたと思う。

でもいざ自分のこととなると、
• 家族に迷惑をかけちゃいけない
• 社会的にどう見られるだろう
• そんなことしたら、ダメなんじゃないか

“手放す”という選択肢そのものが、スッと消えてしまったんです。

息子の出来事から、気づいたこと

ちょうどその頃、息子にも学校である出来事がありました。
詳細はここでは書かないけど、彼自身、
自分の中に閉じ込めてしまってもおかしくないような出来事でした。

子どもでも、私たち大人と同じように、
「今ある場所で、どうにか解決しなきゃ」って思ってしまうことがあると思うんですね。

だから私は、彼にこう伝えました。

「この家なんて、しんどくなったら手放していいよ。
引っ越したっていい。困ったらすぐ言ってね。」

それは、ただの気休めじゃなくて、
ほんとに心から出た言葉でした。

「今いる場所で解決しなきゃ」と思ってる人へ

私たちは、つい
「この場所で、この状況のままで、どうにかしなきゃ」
って思いがちです。

でも、本当は——
• その場所から離れてもいいし
• 状況を変えてもいいし
• 誰かに助けを求めてもいいし
• 何なら、手放してもいいんです

その選択肢を、忘れないでほしい🥰🌿

そして、自分がその渦中にいるときこそ、
その選択肢は一番見えなくなる。

だから私は、言い続けるんだっ!!!!

私は、ヨガを伝える立場として、
そして一人の母として、人として、こう思いました。

自分のことだと見えなくなる「手放す」っていう選択肢。
それを、そばにいる誰かが伝え続けることができたら、
どれだけ救われるだろう。

だから私は、生徒さんや家族にこう言い続けたい。
• 「もう限界だな」と思ったら、手放してもいいよ。
• 「やめてもいいよ。逃げてもいいよ。」
• 「今の場所から離れても、大丈夫だよ。」

誰かの「当事者じゃない」からこそ、
言える役割があると思う。

もちろん、私だっていつも手放せるわけじゃない。
強がっちゃうときもあるし、「やめちゃいけない」って思うときもある。

でもそれでも、
「手放すって選択肢があるんだ」ってことだけは忘れずにいたい。

そして、それを思い出させてくれる人の言葉に、私はいつも救われてきた。

最後に:あなたに伝えたいこと

今、もし
「なんだか重たいな」「どうしたらいいかわからないな」
って思ってることがあるなら…

手放しても、いいんだよ。
必ずしも、今の場所で答えを出さなくていい。
今じゃなくて、あとでだっていい。
逃げたって、やめたって、あなたの価値は変わらない。

どうか、そんなふうに自分に優しくしてね。
わたしも、そうやって日々ゆるんでます。ゆるゆるゆる~

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