
今日は中学生の息子の参観日でした。
参観日のテーマがめちゃくちゃ面白かったんです!
その名も…
「サザエさんの家、10年後どうなってると思う?」
どんな間取りで、誰がどの部屋に住んでる?
っていうのを、生徒たちが自由に考えるという授業。
ね、最高でしょ🥰
でもこれは「正解を出す」のが目的じゃなくて、
どう考えるかという「考え方の学び」がテーマなんだって。
でね、私が今日、めちゃくちゃ感動したことが3つあります。
- 子どもたちの発想が、もう…すごすぎる!
いやほんと、「そんなのフネさんはあの部屋でしょ?決まってるじゃん」と思った私を、ひっぱたきたい(笑)。
子どもたちは発想が自由で、しかもめちゃくちゃ優しいの。
「波平はお年だから、トイレの近くに」
「ワカメちゃんは一人部屋になったら寂しそうだから、タマと一緒に」
「家族が集まれる広いリビングを作ろう」
とか、愛と配慮の塊で泣けるレベル。
間取りの話なのに、出てくるのが愛情とやさしさ。
ほんと、未来は明るい。
- 先生の時間配分とリーダーシップ、プロすぎる!
授業の進め方が、キレッキレ。
時間通りに、でも詰め込みすぎず、心地よく流れていくんです。
いや~、見惚れた。
ああ、船頭ってこういうことだなぁ…って思った。
私はというと…うっかり話が膨らみがちでレッスンや講座が長引くこと多し😭
なのでこれはもう大反省しつつ、めちゃ学びました。
「心地よく進む」って、それだけで才能だなって。
- で、最後に教室にそっと流れた“気まずさ”の話。
授業のまとめとして、先生がこんなことを話してました。
「部屋の使い方ってね、“寝食分離”とか“就寝分離”って考え方があるんです。
食べる場所と寝る場所は分けたほうが快適に過ごせますよ~」と。
うんうん、なるほど…と思って聞いてたんだけど。
その瞬間、
私と息子の間にだけ、シュッと走る沈黙。
…そう、うちの息子、
実は“食べる場所”で寝ています🤫
なぜなら――
私が、彼の部屋にする予定だった場所を、ヨガスタジオにしちゃったから。
結果、彼の部屋は消え、台所で寝ることになったわけで(笑)。
先生の言葉に教室全体が「へぇ~」となる中、
私と息子だけが「うん、知ってる…」という気まずいアイコンタクト😂
でも彼は何も言わない。
えらい。やさしい。母、ちょっと切ない。
というわけで、今日は笑いと学びと、ちょっぴりの親子の沈黙が入り混じる
完璧でとても豊かな参観日でした🙆
家の間取りにも、人生にも、正解はないのかもしれない。
でも「どう考えるか」に、愛があれば、それで十分だなって思いました。
ちゃんちゃん💖💖💖