
花粉症対策シリーズを通じて、アーユルヴェーダ的なケア方法をいろいろとお伝えしてきました。
・食事で体のバランスを整えること
・鼻うがいやオイルケアで体に優しくアプローチすること
・生活習慣を見直し、不要なものを溜め込まないこと
どれも、花粉症の症状を軽減し、体が楽になる方法ですが、
実は 一番大切なことは別にあると思っています。
一番大切なことは、「自分の体の力を信じること」 です。
私たちの体はいつも頑張っている
花粉症になると、どうしても 「体が花粉に負けている」「免疫が暴走している」 と思いがちですよね。
だからこそ、「アレルギーを抑えなくちゃ」「薬を飲まないとどうにもならない」と、
不調をなんとかコントロールしようとします。
でも、実は体は常に私たちを守るために、一生懸命に働いているんです。
鼻水が出るのも、くしゃみをするのも、目がかゆくなるのも…
すべては
「体が自分を守るための反応」。
もし、花粉が入ってきても反応しなかったら?
体の中にどんどん異物が溜まってしまいますよね。
だから、本当は 「花粉症の症状が出ること」そのものが悪いわけじゃない。
大切なのは、体の防御反応が過剰にならないように、整えてあげること なんです。
「治す」のではなく「整える」
アーユルヴェーダでは、病気や不調を「敵」として戦うものとは考えません。
むしろ、「なぜ今の状態になっているのか?」を見つめ、体の本来の流れを取り戻す ことを大切にします。
薬で一時的に症状を抑えることも、もちろん助けになります💊
でも、アーユルヴェーダ的な考え方では、体を「治す」のは、結局のところ自分自身の力。
だからこそ、
✔ 体の中に溜まった余計なものを減らす
✔ 食事や生活リズムを整えて、スムーズな巡りを作る
✔ 心のストレスや緊張をゆるめる
こうして「トゲを抜いてあげる」 ことで、体は本来のバランスを取り戻し、自然と快適な状態へ向かっていきます。
「私の体、ちゃんと頑張ってる!」と思ってみよう
花粉症の症状がつらいと、「またこの季節が来た…」とネガティブになりがちです。
でも、そんなときこそ 「私の体、今日もちゃんと頑張ってるんだな」 と思ってみてください。
たとえば…
・くしゃみが出た → 「異物を外に出そうとしてくれてる!」
・目がかゆい → 「目を守ろうとしてるんだ!」
・鼻水が出る → 「いらないものを流してくれてるんだな!」
そうやって、少しでも「体の頑張り」に目を向けてあげると、
「なんでこんな症状が出るの?」から 「私の体、ちゃんと働いてる!」 へと意識が変わります。
すると、体に対する信頼感が生まれ、ストレスも軽減されるんです。
まとめ:「体の力を信じること」こそが、本当のケア
どんなときも、あなたの体はあなたの味方。
だからこそ、 「この体なら大丈夫」 と思えることが、一番の健康法だとわたしは思っています。
どの状態でも今が完璧なのです✨
花粉症をきっかけに、自分の体と向き合い、優しくケアする時間を作ってみてくださいね。
このシリーズが、少しでもあなたの快適な春のお役に立てたら嬉しいです!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。