
ある日、朝からずっと落ち込んでた。
やることいっぱいあるのに進んでないし、
昨日の発言、たぶん空気読めてなかったし、
そもそも私って、何やっても中途半端なんじゃ…?って。
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胃が、キリキリしてた。
ほんとに、物理的に痛くなってて。
「このまま胃に穴が開くかもな〜」とか思いながら、
でも誰にも言えずに黙ってた。
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こういう時って、なんかすごく孤独じゃないですか。
「私だけ、こんなにダメな気がする」って、
勝手に“ひとり反省会”を永遠開催しがち。
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で、気分を変えようと思って、
玄関を開けたら。
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風が、ふわ〜って吹いてきた。
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冷たくもなく、暑くもなく、
ちょうどいいやつ。
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その瞬間、胃の痛みがちょっと引いた。
いや、気のせいかもしれないけど、
気のせいでもよかった。
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ああ、この風、私のこと知らないんだなって思った。
私が反省してることも、落ち込んでる理由も、
ぜんぜん知らなくて、
ただ通りすがりに「おはよう」みたいな顔して吹いてる。
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そういう無関係なやさしさに、
めちゃくちゃ救われるときがある。
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「ちゃんとしなきゃ」って自分を責めてたけど、
風は何も言わないし、
そもそも“ちゃんとしてる”かどうかって、
誰が決めてるんだっけ?
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なんかもう、今日はこの風に免じて、
自分のこと許しておこうと思った。
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胃の痛みは、まだちょっとあるけど、
空気がやわらかいだけで、生き返る日もある。
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💬今日の迷言
「風は、私がダメなことを知らないから、やさしい」
(でもそれで、ちょうどいい)
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🌬まとめ
• 自分を責めすぎると、胃が物理的に悲鳴をあげる
• 外の風は、内側のごちゃごちゃを吹き飛ばしてくれる
• “知られない優しさ”って、たまに最強

