
朝、白湯を飲もうと思って、マグカップに注いだら、
そのまま盛大にこぼした。
あっつ!!ってなって、慌ててタオルで拭いたけど、
なんかちょっと…笑えてきた。
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なぜなら――
床、あったかかった。
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白湯をこぼしたっていう失敗なのに、
「あれ?床ぽかぽかしてるな…」っていう謎の感動が、
地味に勝ってきた。
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アーユルヴェーダ的には「白湯」はデトックスの象徴とか言われるけど、
もはやこの日は“床暖房の神”だった。
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たぶん、神様ってこういうときにいるんだろうな。
祈りじゃなくて、こぼれた白湯の中に。
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「朝からこぼすなんてツイてないな〜」って思ってたけど、
床があったかかったっていう小さなやさしさに気づいたとき、
ちょっと生き返った感じがした。
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ちなみにそのあったかい床の上に、
猫が乗ってきた。
(猫いないけど、もし飼ってたら絶対乗ってきてたと思う)
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白湯を飲むはずだったのに、
白湯をこぼして、
床がぬくぬくして、
なぜか機嫌が直った。
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何が起きるか分からないのが朝。
そして、ぬくもりは案外、事故から生まれる。
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💬今日の迷言
「白湯は飲まなくても、人生をあっためることがある」
(予定通りじゃなくても、わりといい)
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🧻まとめ
• 白湯をこぼしても、がっかりしなくていい
• ぬくもりは、うっかりから生まれることもある
• 神様は“完璧な朝”じゃなく“こぼした床”にいたりする

